日経平均株価チャートの過去30年を見る限りでは、庚年と辛年には必ず株価が下がることがわかりました。
西暦で言うと1990年と1991年、2000年と2001年、2010年と2011年は株価が下がっています。
わかりやすく、0と1の年と覚えておけば間違いありません。年の干支の切り替わりは節分の2月からとなります。
日経平均株価AI予想 日経平均株価チャートを加工
ポイント1
<庚・辛の年、10年周期の0と1のつく年に注意せよ!>
庚と辛の年は、西暦の末尾が0と1の年です。年が明けて庚、辛に続く壬の年の夏ごろからようやく上げて行っています。株をされる方であれば、壬の年(末尾が2になる年)の中盤以降からのみ買っていけば資金は安定するのではないでしょうか。これは大きな発見です。
ただしこのグラフの前である1980年と81年については当てはまりませんので、その時の世界情勢がどうかが関係するでしょう。70年、71年はやはり下げていますので、確率としてはかなり高いです。
ポイント2
<東京証券取引所の設立日が関係。金行に弱い?>
庚も辛も五行では金行です。金行の強くなる年回りでは調整を余儀なくされるのかもしれません。
これには東証の設立日が関係していると思います。
1949年4月1日 証券業者(後の証券会社、現在の金融商品取引業者)を会員とする東京証券取引所として設立
2001年11月1日 組織変更し、株式会社東京証券取引所となった
四柱推命に詳しいプロであれば理由はわかるかもしれませんが、私はそこまでは読めません。気になるのは大運で見ると2010年からの20年間が金行の大運となっていることです。実際、2011年3月の東日本大震災がマーケットにおいて大きな節目となり、その後アベノミクスにより金融緩和が進み市場が膨張しております。
このまま無事に済むとは思えません^^;
次の庚・辛の年は2020年と2021年ですが、やはりオリンピック不況が来てしまうのでしょうか?必ずそうなる!とは言えないのがもどかしいところですが、過去3回連続して庚・辛の年は株価が大幅に下がる傾向でしかも、特にそれまでに上がりすぎている場合の下落が激しいです。ということは・・・
この情報を転ばぬ先の杖とすれば良いと思います。
ポイント3
<壬の年の中盤以降からは上り調子の傾向。>
さきほども述べましたが、庚・辛が明けて壬の年になると、夏くらいから数年間の上昇基調に入っています。
木行の年である、甲・乙の年は好調です。これは四柱推命では東証の設立日の干支から見て木行が「財」を表すことと関係していると思います。オリンピック前後に不況があったとしても、そのあと再度2020年代中盤までは株価が上がりやすい時期になると期待できそうです。
必ずそうなるというわけではありません。でも過去3回はそうなっています。今回も可能性高そうですね。
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