アルデバラン、神話、それは何を象徴するか?当ブログでの狙い

当サイトのアドレスにはaldebaranという綴りを取り入れてある。アルデバランはおうし座にひときわ光輝く恒星で全天21の1等星の1つであるが、古来より富と幸福の前兆となる幸運の星と言われてきた。


アルデバランは「後に続くもの」という意味だが、これはプレアデス星団の後に東の地平線から昇ってくるためである。ペルシア人にとっては紀元前3000年頃から、アンタレス、フォーマルハウト、レグルスと並んで、ロイヤル・スター(王家の星)の1つであった。


ギリシャ神話では、ゼウスがニンフの(一説では人間の王女)エウローペーに恋をし、牡牛に化けて近づいた。ゼウスは正体を明かし、2人はクレタ島に行って子をもうけた。これがおうし座のエピソードとなっている。おうし座の中で最も明るいのがアルデバランだ。


私のホロスコープ上では文筆や表現活動を意味する水星に対して恒星アルデバランは合なのである。この星の力にあやかるべく当サイトのインターネット上の住所(アドレス)にaldebaranを取り入れたわけだ。きっとこのブログに力を与えるであろう。それはきっと読者の便益となるのである。


この辺の話は恒星占星術というジャンルもあるので、興味のある人は調べてほしい。誰にでも何かしら強みとして使える星があると思う。恒星は惑星(水星や金星、火星など)と違っていわゆるアクセントのようなものだが、次元の異なるチャネルとして効いてくるようなので意識してそれを扱えるかどうかが大事であろう。私の場合は数少ない幸運に作用しそうなアルデバラン様に寄りかかって降り注ぐ災いを弱めそらしたいのである(笑)。


なお、ブログタイトルはGreat Horn(グレートホーン)とした。こちらはアルデバランとともにおうし座を形成する2本の角を意味している。


正しき思慮こそ神の最上の贈り物なり。

アイスキュロス 「アガメムノン」

セレーノシップ航海日誌

セレーノ《蒼天(伊)》シップ《船(英)》世界の平安につながる投資を。羅針盤は「意識の光」、目的地は無限の臨在(プレゼンス)。

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