長期投資を始めています。その中心となるのはインドネシア、ベトナムです。SBI証券で個別株を取引しています。今のところ大幅にインドネシア株に注力していますが、この夏から秋にかけてまずは約300万円ほどの額を積み上げてみました。それらについて紹介したいと思います。
個別株ラインナップの中から選んでいくアセアン投資に注力
SBI証券だとインドネシア株は約定代金の1%取られますが(2017年現在)、ベトナム株は2%も取られてしまいます。ですので今のところ手数料がましなインドネシアでほぼ揃えています。選べる銘柄としてはベトナムのほうが多いのですが、なんだか割高になってしまう時期なのかなとも思うんですよね。
インドネシア株に関してはSBI証券ではまだそれほど売買できる銘柄が多くはなく、30個くらいしかラインナップがないです。しかしユーザーが増えてくればこれも今後増えていくだろうと思います。まだじわりじわりと入って、じっくり見て行くだけでもいいと思います。
ご覧の通り、ほぼインドネシアで揃えています(2017年10月現在)
<ベトナム>
タックバー水力発電(TBC)その名の通り水力発電です。
<インドネシア>
アダロエナジー(ADRO)石炭会社です。
ブミリソーシズ(BUMI)石炭・石油探査会社。
ガルーダインドネシア(GIAA)航空会社。日本におけるJALやANAのようなものです。インドフードCBPサクセスマクムール(ICBP)食品加工会社です。日清のようなイメージです。
ヴァーレインドネシア(INCO)非鉄金属メーカーです。
新興国ということで通貨には脆弱性がある国。銀行系はスルーしておりますが、実需に支えられた株式を中心に買っていく所存です。
短期では手数料損だが長期であればカバーできる見込み
他にも買いたい企業がいくつかありますが、為替の関係と、それぞれの株が割高な感じがするためしばらくチャンスを待つことにしています。為替提示レートと手数料によってかなり不利な条件となるのですが、長期投資であればそれらを凌駕する可能性のほうがあると見ています。メリットとデメリットの関係です。今年のインドネシア株は絶好調で割高な感じです。本当なら急落したところでうまく拾いたいのですが、それも巡り合わせです。
今後の方針と投資期間について
今後の方針ですが定期的に買い増ししていきますが、特に円高になった時などに多めに投入できるよう準備を進めていければいいなとは思います。ただし新興国通貨危機の再来は今後もあり得るリスクですから、インドネシア・ベトナム株だけに傾倒しないよう、資産配分は考える必要がありますね。
投資期間ですがこのまま30年は持つこととする。2050-55年ごろまで保有しようと思います。私が70-80歳になるころに数倍になってくれればいいということで(ちなみに現在40代の前半です)。個別株を基盤に自己ファンド化していくことを狙っています。レートや手数料の問題がありますからこのくらい腰を据えないと意味がないですね。約定手数料1%(ベトナムは2%)は大きいですから、そうは頻繁な売買ができません。しかしさすがに損失カットも必要です。そのラインをどうコントロールしていくかがカギとなりそうです。永久塩漬け株の発生だけを避けたいと思います。
発展の可能性と想定されるリスク
ここ20年くらいでも新興国通貨危機、リーマンショック、スマトラ大地震など大きなリスクがありましたので、今後も10年に1度レベルでいろいろあるでしょう。最近ではバリ島アグン山の噴火情報も気になるところです。ただ、いろいろあっても経済活動は続いていくでしょう。これはいわゆるインドネシアやベトナムの長い目で見た発展に賭けている形です。
全体に投資するETFなども考えましたが、毎年の管理手数料の積み上げを考えると、10年単位以上であれば個別株の集合体のほうが良いのでは?という発想です。それに私はセクターや企業を自分で選んでいくというその手間をかけることが好きなんですね。失敗がどうしても出るはずですがそれも「体験」となっていくので。
さて、どうなりますか。結果は30年後くらいに!それまでブログを続けられたらすごいと思います。
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